コルト オートマチックピストル M1911A1

コルトオートマチックピストルM1911は1911年3月にアメリカ軍用制式となったセミオートマチックピストルである。
ヨーロッパ諸国が、20世紀初頭に軍用拳銃を自動式に転換する動きを見せた
アメリカでは当時流行していた.38口径コルトニューアーミーリボルバーの威力不足が問題になっている時期でもあり、
新しい.45口径拳銃の試作テストが始められた
軍は
初め、45口径にしたリボルバー製品をテストしていたが、ヨーロッパの自動拳銃軍用化の動きは
アメリカ軍のテストに自動拳銃をも新たに加えることになった

1903〜4年アメリカ軍はヨーロッパ各国の各種オートマチックピストルを比較テストしたが、
45口径以外に適当なストッピングパワーを持つ物はないと結論を下した

(フィリッピン原住民との戦いで38口径では1発では倒れずに向かってきたという苦い経験から)
比較テストの結果信頼性のある(連続6000発の射撃に耐えた)ブローニング設計のコルト社製が選ばれた

コルト社はその生産を1911年に開始し
スプリングフィールド造兵廠での生産は
1914年に開始された

M1911の生産はコルト社の他レミントンアームス社・AJサベージ社・サベージアームズ社・ノースアメリカン社等へも
発注され生産がおこなわれた
第一次大戦中M1911は下士官・士官用の装備として利用された
戦争が終わった後、M1911のグリップ保持性を向上させる試作が1922〜23年にかけて行われた
改良型M1911は制式に加えられM1911A1と名付けられ1926年6月に採用され、
総数180万丁が納入され支給された

私の一番好きな場所がこのあたり
グリップセーフティ及び安全装置
コンバットのサンダース軍曹も腰に填めてました