山王3丁目のカドヤの前をガーデンハイツに向かい、右側の
隠れた所に名所がありました
私も永年山王に住んでいますが初めて知りました
まだまだ知らない所がたくさんありそうです

富士講碑

(ふじこうひ)
天保3年(1832)新井宿村の富士講中(富士山の信仰集団)
同講の中興の祖といわれる食行身禄
(伊藤伊兵衛・1671〜1733)の没後百年を記念し、
村内安全を祈願して建立したものである。
碑の正面の「仙元大菩薩」は富士山の尊称であり、
そのほか日月と雲を配した富士などを刻す。
富士信仰は享保期における食行身禄らの活躍によって普及し、
江戸とその周辺諸国に多くの富士講が成立した。

  


桃雲寺再興記念碑

(とううんじさいこうきねんひ)
当地(新井宿村)の領主、木原木工義永が、
村内の古寺を再興し、家祖吉次の号をとって
桃雲寺と命名した。この事績を後世に伝えるため
嗣子木原内匠義永が、寛文4年(1664)に
建立したのが当記念碑で撰文は林春斎である。
碑文は木原氏累代の世系と、当時の近郊の様子を
知る好資料であり、江戸初期の記念碑と
しても様式上注目される。
桃雲寺は明治13年(1664)8月に馬込万福寺と
併合され廃寺となったが
現在は境内地若干と薬師堂が残されている。

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