コルト M1900


コルト1900はブローニング1897モデルのパテントを買い取り開発された
1900年にコルト社から発表されたセミオートマチックピストルで
ジョン・M・ブローニングによって設計された製品であり、アメリカにおける
セミオートマチックピストルの原点とも言える
口径は陸軍制式リボルバーと同じ.38口径であるが、黒色火薬を使用し
最大で初速411M/秒が得られた。リボルバー用.38ロングコルト弾の初速227M/秒と
比べてもいかに高威力であるかが理解できる
M1900はこの高初速弾を安全に発射できるよう遊底の閉鎖に工夫がこらされ
ガス圧が低下するまで遊底と銃身が結合し、弾頭が銃口部を離れると同時に遊底の
後退が始まるショートリコイル方式が採られた