ドイツ　３９型柄付き手榴弾
（STIELHANDGRANATE39)

全長　　　　　　　　　４０６MM
直径　　　　　　　　　７０MM
重量　　　　　　　　　６２４ｇ
炸薬　　　　　　TNT２１８ｇ
発火時間　　　　４〜５秒

１９１５年から使われていた２４型柄付き手榴弾の改良型
（柄が５０MM長くなった）
手榴弾の柄は内部が空洞になっており、その先端に爆薬を詰めた
弾頭がねじ込んであった
この弾頭部に起爆装置が組み込まれており、そこから端に
陶器製の握り玉のついた１本の引き紐が柄の空洞の中を
通って伸びていた（予備一式も空洞の中ある）

使用するときには
１．柄の下部の蓋をまわして開けると握り玉が落ちてくる
２．それをひっぱる
３．非常に反応の敏感な火薬の中をギザギザのついた
鉄芯が走り、その摩擦で火薬が発火する
４．５秒燃焼導火線に点火し、起爆剤に燃え移って
爆発する

ブーツの中に入れたり、ベルトにはさんで携行します
また１５個入りのコンテナや５本はいる袋を２つ首からさげて携行することもありました