《徳川家のお鷹場》

寛永5年(1628)、三代将軍家光は江戸からほぼ5里(約20KM)以内の
将軍家のお鷹場にしました
山王あたりは新井宿村といっていましたが、たくさんの武士が狩りにきましたが
特に三代家光、八代吉宗、十一代家斉の3人の将軍が有名です
特に、新井宿村の荒蘭ヶ崎(あらいがさき)は小動物の狩場として、
兎狩りなどがおこなわれました
現在の南馬込2丁目から3丁目の環7あたりの低い平地は水田が広がっており
稲狩りが終わり、餌のなくなった田で餌付けをしながら 鶴を集めて飼育する人
いました

鷹狩以外にも鶴が舞う姿を鑑賞することが武士のたしなみのひとつとなりました
なお、荒蘭ヶ宿が新井になり、その宿場(宿)ということで新井宿となったそうです

山王の歴史へ戻る