ワルサーPPK

1931年に発表され、PPの小型モデルで遊底部、グリップ部が短くされた
この改良は小型・軽量化には成功したが、反面握りにくいといわれ、
弾倉底板に指かけを付加する結果となった


PP・PPKの特筆すべき構造には、スライド左側の
撃鉄を安全に前進させる手動安全器と、薬室内の残弾の
有無を示す残弾指示ピンがあるセフティはレバーを
押し上げると撃鉄が固定され、その後撃鉄が前進する
残弾指示ピンは、薬室内に残弾があると、遊底後端から突き出て
射手にに知らせる、この機構はダブルアクションに不可欠である

PP・PPKともに戦後フランスで再生産され、
後に再び西ドイツで生産されている
その他PPの構造をコピーしたイミテーションが各国で生産され
トルコではまったくのデッドコピーも造られている