エドワード・シルヴェスター・モース

Edoward Sylvester Morse

1838年にアメリカ東海岸メイン州ポートランドに生まれ、
少年の頃より貝類の収集に興味を持ち、鉄道会社の製図工をしながら
貝の研究に励み、21歳の時動物学の父とされるルイ・アガシー教授の
助手となりました。
同年にはダーウィンの「種の起源」が発表され、進化論に強い影響を受け、
持前の透撤した科学精神をもってその研究を進めていき、
ピーボディ科学アカデミー所員、ボウディン大学教授を勤め、
1877年日本近海に産する腕足類の研究の為に来日しました。
東京大学の初代動物学教授となり、その年の夏、江の島で臨海実験を手始めに、
大森貝塚の発掘調査、進化論の紹介をおこなう。
一旦帰国したが1878年再来日し、翌年東京大学教授を辞するまで、
日本国内を熱心に旅行し、日本人の生活文化への関心を深めていきました。
 

1880年ピーポディー科学アカデミーの館長に就任し、
1882年日本陶器の収集のため三たび日本を訪問した。
日本政府は2回に渡りモースの日本の学問・文化への貢献に対し勲章を送っています。
1925年セイラムにおいて87歳の生涯を閉じました。

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